【ダイエット目的の食事制限】不要な物が減れば成功しやすくなる理由

不要な物を減らす理由
People sorting garbage for recycling
ダイエット

ダイエット目的の食事制限で大切な5つのポイントをご紹介しました。

まだお読みでない方はこちらを読んでいただくとあなたの身体を守りながらリバウンドしにくいダイエット時の食事制限のやり方を知ることができます。ダイエット目的の食事制限で大切な5つのポイント

その中で「不要な物を減らす」というポイントがありました。

不要な物
砂糖、ブドウ糖果糖液糖、揚げ物、小麦製品、乳製品、添加物

これらを減らすと聞いて

お悩み女性

「ご飯減らしてるからお菓子は大丈夫でしょ?

「え?パンは何となくわかるけど牛乳もダメなの?」

「ダイエットのためなら減らすけど、本当に体重減るの?」

「やっぱ食べたくなってリバウンドするんじゃないの?」

と思われるかもしれません。

西川

多くの方は不要な物を減らせばダイエットの効果は高まります

不要な物があなたの身体に与えている影響を知ってください。知ってみて『あなたはどんな身体になりたくてそのためにはどうしたらいいか』を考えてみてください。

自分の身体を大切にし中も外もキレイになりたい方には必見の内容になっていますよ!

物事の意味を知ることで人の行動は変わります。不要な物への理解が深まればあなたの行動は変わるかもしれません。行動が変わればあなたの身体は確実に変化を起こします。

この記事を読み終えたあなたが今より少しでも中も外もキレイになる食事ができるようになれたら私は嬉しく思います。

本日はこの3つをご紹介します。
  1. 不要な物を減らして起こる体への良い変化
  2. 不要な物が身体に与える影響
  3. どのように減らしていくのか

ダイエットの食事制限で不要な物を減らす身体の変化

変化

ダイエット時の食事制限として不要な物を減らすことでダイエットの効果が高まります。不要な物を減らして運動すれば運動した分だけしっかりと体脂肪が減ります。

なぜならば不要な物の摂取が少ないことであなたの身体の細胞が働きやすくなるからです。

細胞が正常に働くためには必要な栄養素を十分量とる必要がありますが、まず大切なのはあなたの細胞の働きを妨害している物を減らすことです。

細胞が働きやすくなると細胞内のミトコンドリアがあなたの脂肪をエネルギーとして燃やしてくれる可能性が高まります。

それだけでなく代謝の低下も改善され健康面にも良い影響が出ます。

私のお客様はこれらの不要な物を減らすことで体脂肪が減っただけでなく、疲れにくくなった、肌荒れがマシになった、という方がおられます。

Point
不要な物を減らすことはあなたの細胞を働きやすくし、中も外もキレイな身体を作ることにつながります。

ダイエットの食事制限で不要な物が身体に与える影響

炎症

それぞれについては後で詳しく説明しますが、ここでは大まかに説明します。

不要な物が増えることで身体には炎症反応が起きます。その炎症反応がダイエットのジャマをします。

炎症と言っても捻挫をしてバンバンに腫れた時の状態ではなく、かなり小さな炎症です。例えるなら小さな火事です。

その小さな火事が身体のあちこちで起こり、それが続くことで正常な細胞も壊されます。壊れた細胞を修復したくても火事が続いていればキレイに治せません。

そうなると細胞はちゃんと働けず、それが身体の不調や病気につながるかもしれません。細胞がちゃんと働けば不必要な脂肪は落ちやすくなります。細胞がちゃんと働かない状態でのダイエットは脂肪だけでなく筋肉や水分なども落としあなたの目指す身体から遠のくかもしれません。

小さな火事を消すことは大切ですが、火事がひどくならないようにすることが先決です。だから不要な物を減らすのです。

Point
不要な物は身体の小さな炎症につながります。それが慢性化すると細胞が働きにくく、脂肪を燃やす働きもジャマされます。

では不要な物それぞれがどのように中も外もキレイな体作りダイエットに関わっているかを見ていきましょう!

食事制限で砂糖・ジュースを減らしたい理由

砂糖

砂糖・ジュースの過剰摂取は太りやすい身体を作ります。

なぜならビタミンを使いすぎたり、炎症をまねいたり、血糖値の調整異常を起こすからです。

糖質の代謝にはビタミンB群が使われます。血液中の糖の濃度が高くなれば糖化(糖が血液中のタンパク質にくっつく)を起こし炎症につながります。炎症はインスリンの効き目を妨げてしまいます。

ビタミンB群が少なければ脂肪を燃やす時に必要な分のビタミンB群が不足します。血糖値が高くなる分インスリンが出て脂肪合成を促します。インスリンの効きが悪くなり糖化や炎症が起きると細胞が傷つきます。

Point
砂糖・ジュースの摂取によって脂肪を燃やす働きが低下し、脂肪がつきやすくなるので思うように脂肪が減らないということが起こります。

血糖値を緩やかに上げるのが太らない食べ方

炭水化物は血糖値を緩やかに上げる方法で食べると太りにくいです。

急激に上がった血糖値を大量のインスリンが下げ、同時に脂肪合成が促されるからです。

インスリンは血糖値を下げる働きがありますが脂肪合成を促す働きもあります。インスリンが大量に出るということはその分脂肪合成も促されるということです。(筋タンパク合成作用もある)

砂糖などは吸収が早いので急激に血糖値が上がりやすいです。よってインスリンが出て脂肪につきやすい。

なので炭水化物を食べて太らないようにするには血糖値を緩やかに上げることがポイントです。そのために野菜などを先に食べるのですね!

Point
血糖値を緩かに上げてくれる食事は太りにくい食事なのです。

ご飯(ブドウ糖)は肝臓と筋肉に貯金

貯金

ご飯はブドウ糖なので肝臓と筋肉に貯蔵できオーバーしなければ食べても太ることができません。

Memo
  1. ブドウ糖は身体の大事なエネルギー源(特に脳と赤血球)
  2. ブドウ糖は肝臓に100g筋肉に300gほど蓄えることができる。
  3. 肝臓と筋肉の貯蔵量を超えるブドウ糖が脂肪として蓄積される。

動くことで肝臓と筋肉のブドウ糖は減ります。特に運動すれば筋肉のブドウ糖は減ります。肝臓、筋肉の貯蔵量がそれぞれ50g、200gに減ると150gのブドウ糖を食べても脂肪には変わりません。これは白米だと約400gです。だいたい茶碗1杯で150g(ブドウ糖55g)なので3杯分はいけるくらいですね。

なかなかのお米の量になりますね。このようにお米はブドウ糖の集まりなので肝臓、筋肉の貯蔵量を超えなければ食べても太ることができないのです。

パン、麺は基本的にNG

パン

「ブドウ糖がOKならパンや麺も大丈夫じゃない?」

こんな声が聞こえてくるかもしれません。

確かにお米と同じ量のブドウ糖なら大丈夫ですが、お米よりは太りやすいと考えているので基本的には回数を減らします。

なぜかというと

  • 同じカロリーでも量は米よりも多くなるから
  • お米よりも脂質、塩分を多く摂取してしまうから
  • 食べ合わせるものが太りやすい物だから
80kcal中
  • 白米:重量50g  ブドウ糖18.6g  脂質0.2g  たんぱく質1.3g  塩分0.5mg
  • 食パン:重量30g  ブドウ糖14g  脂質1.3g  たんぱく質2.8g  塩分0.8g
100gにすると
  • 白米:ブドウ糖37.2g  脂質0.4g  たんぱく質2.6g  塩分1mg
  • 食パン:ブドウ糖46.2g  脂質4.3g  たんぱく質9.2g  塩分2.6g

これを見てお分かりいただけるように同じ重量だと食パンの方が炭水化物、脂質、たんぱく質、塩分とどれも多くなります。

炭水化物と脂質を同時に取ると脂肪に変わりやすいですし、パンにはジャムやバター、麺はチャーシューやチャーハンが最高に合う食べ物なので糖質、脂質の摂取量は多くなりやすいです。

気をつけたいのは果糖!

注意

砂糖は減らしたいのですが砂糖の中の果糖は特に気をつけましょう。

なぜなら果糖は代謝の都合上、すぐに脂肪に変換されるからです。

砂糖を分解するとブドウ糖果糖になります。100gの砂糖は50gがブドウ糖、50gが果糖です。この50gの果糖はすぐに脂肪になります。50gのブドウ糖は肝臓、筋肉の貯蔵量をオーバーする分が脂肪になります。

砂糖は
  1. 血糖値を上げやすく脂肪になりやすい
  2. 果糖が含まれ脂肪になりやすい

この2点より砂糖はダイエットの食事制限において砂糖は減らしたい物になります。(ジュースに含まれる果糖ブドウ糖液糖も同じだと考えてください。)

果糖は果物に含まれますが果物は水分が多くビタミン、ミネラルも摂れます。果糖の量も少ないので基本的には避けるものではありません。

ご飯単独はNG

おにぎり

白米のおにぎりだけ!も控えましょう。

白米だけの単独摂取も血糖値を上げやすいので気をつけたいです。(ですが個人的には胃腸の調子が良い人は上がり過ぎの問題はないと思います。)

白米は砂糖に比べて消化をする必要がありますが単独摂取は血糖値を高くしやすいようです。(グリセミック指数(GI値)という食後血糖値の上昇を示すものがあるのですが白米は高GI食品に入っています。)

白米は野菜やタンパク質と一緒に食べることで胃での滞留時間が長くなったり食物繊維が敷布団がわりになってくれて糖の吸収を緩かにしてくれます。

やはり基本的に血糖値は緩かに上げたいので白米単独での摂取も控えましょう!玄米おにぎりは食物繊維が豊富ですので問題ありません。

運動後の白米おにぎりはエネルギー補給を素早く行ってくれるので最高です。食べるタイミングによって摂ったほうが良いもの控えた方が良いものがあります。

肥満・炎症がまねくインスリン抵抗性

細胞

肥満や炎症はインスリンの効きを悪くします。

「インスリンの効き目が悪くなるなら脂肪も増えないで良いやん!」

確かにその通りですね!

でもそれはいきすぎた状態です。完全に糖尿病です。糖尿病は行く末は痩せる病気です。

インスリンの効きが悪くなるとなんとかして血糖値を下げようと身体はより多くのインスリンを分泌します。大量のインスリンが出ることで脂肪合成は促進されるのでインスリンの効きが悪いと太りやすいのです。

ですのであなたの身体を大切にするためにもインスリンは最低限の量で効いて欲しくて、肥満・炎症は改善していく必要があるのです!

ここまでのまとめ
  1. インスリンの過剰分泌が脂肪合成を促す
  2. 血糖値を緩やかに上げることで脂肪がつきにくくなる
  3. 筋肉と肝臓の貯蔵量を超えなければブドウ糖は脂肪にならない
  4. パン・麺は米よりも脂質と炭水化物の摂取が多くなる
  5. 砂糖・ジュースは脂肪を増やしやすい
  6. 果糖はすぐに脂肪に変わる
  7. 白米単独での摂取は血糖値をあげやすいので野菜と一緒に食べる
  8. 肥満・炎症を改善しインスリンが最低限の量で効くように

食事制限で揚げ物を減らしたい理由

揚げ物って美味しいですよね!

「摂りすぎが良くない!」「脂質は食べると太る!」とご理解されている方も多いと思いますが、だからといって脂質全てが悪いわけではありません。

あなたの身体と脂質の関係を知ってキレイに痩せるために必要な脂質を摂取しましょう。

身体の中での脂質の役割

出入り

脂質は脂肪だけでなく他の役割があります。役割を知ることでダイエット中でも必要な脂質を摂ることへの理解につながります。

なぜなら中も外もキレイな体作りダイエットにおいて大切なことは細胞がしっかりと働くことです。それはつまり代謝が行われるということです。

脂質が材料になるもの
胆汁・細胞膜・コレステロール・ステロイドホルモン・エネルギー・生理活性物質

胆汁酸の分泌で脂質が吸収されます。「太りたくないから胆汁酸でなくていいわ」だと必要な脂質まで吸収できなくなり身体の問題を起こします。

細胞には壁(細胞膜)があり、壁は脂質でできていて柔軟性が必要です。柔軟性は細胞での物質の出入りのスムーズさに関わります。柔軟性は摂る脂質の質によって変わります。

ステロイドホルモンは性ホルモン、抗ストレスホルモンのことを言います。ステロイドホルモンがしっかり作られることで女性らしい身体、男性らしい身体になったり、ストレスに負けないようになります。

このように脂質は身体にとって大切な材料です。しっかり摂りたいですね!

脂質を摂ることでの効果

Fat

脂質はあなたの身体の材料になることは知っていただけましたか?

材料がしっかりとそろうことでの効果をお伝えします。

  • 胆汁酸は脂質、脂溶性ビタミン(ADEK)の吸収を助けます。コレステロール代謝の調整もします。腸の動きを促進したり、腸内細菌が腸の上の方で活動しすぎたりするのを抑えてくれています。
  • 柔軟性の高い壁は物質の出入りがスムーズになり代謝が進みやすくなります。柔軟性のある壁からは炎症を抑える物質が出て炎症を抑える面でも大切です。赤血球の壁が柔らかくなければ毛細血管というめちゃほっそい道を通れません。もしかすると柔軟性が無いせいで冷えが起きているかも
  • 性ホルモンが作られることで生理、妊娠が順調に行われます。生理痛がつらい方はもしかしたら脂質代謝が良くなくて性ホルモンの代謝もうまくいってないかもしれません。テストステロンが出ないと筋肉の増加も見られないかもしれません。

このように脂質を摂ることで代謝が良くなったり、炎症が治ったり、生理痛が緩和されたり、筋肉がついたりするのです。そして大事なのは質の良い脂質を摂ることなのです。

脂質の種類

脂質の種類

ではどれが質の良い脂質なのでしょうか?

「身体に大切なのはわかったけど、食べたらやっぱり太るんじゃないの?」

確かに食べ過ぎれば脂肪にはなります。でも脂肪以外になることもご理解いただけたと思います。

脂質の種類
  1. 減らしたい脂質:マーガリン、サラダ油、ごま油、揚げ物など酸化された油
  2. 摂りたい脂質:あまに油、えごま油、オリーブオイル、魚油、ココナッツオイル
  3. 必要だけど摂りすぎ注意な脂質:バター、肉の脂質、チーズ

必要な脂質を摂ることで身体の小さな火事である炎症を抑えることができます。

炎症は悪ではありませんが収まる必要があります。いつまでも火事が続いていては隣の家(正常な細胞)にまで火が及んでしまいます。

現代人の食事中の脂質は「減らしたい脂質」が多くそれによって小さな家事が起き続けている可能性があります。(慢性炎症)

なので中も外もキレイな体作りダイエットを行う場合は「摂りたい脂質」を摂り火事を収めて細胞がしっかりと働いてくれる環境を整えることがポイントです。

Point
脂質は体脂肪だけでなく身体の大切な材料になります。

質の良い脂質の摂取を増やし、慢性炎症を改善し、細胞の働きをジャマしない、代謝を高めるにつながります。

健康的でキレイな身体を作りたい方は積極的に質の良い脂質を摂っていきましょう!

おすすめのオリーブオイルをご紹介させていただきます。

オリーブオイルは作り方によって質が変わります。この2つは品質は良く味も美味しいので是非一度お試しください。

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食事制限で小麦粉を減らしたい理由

腸漏れ

パンってなんであんなに美味しいんでしょーね!パスタなんかも最高です!ラーメンも!

ただこれらも中も外もキレイな体作りダイエットをするなら減らしたい食べ物です。

決して一切食べないようにしましょうではありません!大切なのは習慣化です。

なぜなら小麦粉に含まれるグルテンが炎症を招くかも知れないから。

グルテンが分解されるとグリアジンという物質ができグリアジンが腸内の細胞にくっつくとゾヌリン(ちょっと前園選手を思い出します笑)という物質が出ます。

ゾヌリンは腸の細胞同士の隙間を少し広げる働きがあり、細胞の隙間が広がると未消化物が血中に入り、未消化物(異物)に免疫系が反応し炎症を起こします。これが常に起これば慢性炎症につながります。

ここでも出てきます炎症

慢性的に炎症を起こしたくないので小麦粉を控える必要があります。

私とグルテンの思い出

ラーメン

私は小麦粉の食べる量を減らすことで花粉症、鼻づまり、吹き出物は確実に改善しました。

私はめっちゃパリパリのサンドウィッチが好きですが、美味しいイチゴジャムも大好きなので食パンに塗りたくってました。関西人なので当たり前ですがお好み焼きもたこ焼き、ラーメン、餃子も好きすぎます。京都にはラーメン通りなんてのがありますからね!

いつからかは覚えていませんが昔から鼻づまり、咳はありました。花粉症に目覚めたのは20歳頃。専門学校時代は授業中咳しまくりで友人に「死ぬんちゃうか?」と言われたほど笑。自分では「百日咳か?」思ってました。寝る時は確実に片方の鼻は完全に塞がっていて、寝てる時に両方詰まって夢で呼吸してるのに全然鼻から吸えなくて「死ぬ!」と思って目が覚めたことが何度かあります。笑

この頃は食べ物が関係しているとは思ってもいませんでしたね。アトピー、アレルギーはなかったので。りんご食べすぎると胃が痛くなって「アレルギー?」と思ったことがあるくらいです…

栄養のことを勉強し色々と変えていくと花粉症、鼻詰まり、咳は確実に改善しました。全く症状が出ないことはないですが状態としては全然気になりません。ただ小麦粉を摂る機会が多くなると鼻づまりは出てきます。夢で呼吸できなくなるほどではありませんが笑

おそらく自分の身体の中ではグリアジンがゾヌリン刺激してどうのこうので炎症を起こしていたのだと思います。それが慢性的になっていたので症状がひどく出ていたと思います。実際のところはわかりませんし、他の要因ももちろん関係していると思いますが私の鼻づまり、花粉症が以前よりも改善していることだけは事実です。

今はパンとかラーメンも食べますが頻度は基本は週に2回くらいにしています。

食事制限で乳製品を控えたい理由

下痢

乳製品だったらたんぱく質も摂れるしカルシウムも摂れるしいいんじゃないの?

その通りですね!ただダイエットをされる場合は控えた方がメリットが多いです。

乳製品を控えたい理由

  1. 乳糖を分解することが難しくて下痢になっちゃうかも(牛乳の処理の仕方によって異なる)
  2. 牛乳に含まれるたんぱく質のカゼインが炎症を引き起こすかも
  3. カルシウムを過剰に入れてしまうことで問題が起こるかも(人の体の状態によって異なる)

下痢になったり腸内で炎症が起こったりすると栄養素の吸収がうまく行われません。

ダイエットで大事なことはミトコンドリアが脂肪をエネルギーに変えることです。

そのためには色んな栄養が必要になりますから吸収できなくて栄養不足では脂肪も燃えてくれません。

個人の意見
乳製品はたんぱく質やカルシウム、ビタミンAが摂れるのでいいのですがデメリットもあるので頑張って摂る必要はなく、ダイエットの為なら減らしましょう。

食事制限で添加物を減らしたい理由

腸内細菌

添加物は食品の加工や保存のために使われます。食べ物の見栄えをよくしたり、腐らないようにしたりと必要ではあります。添加物も国から認められたものが使われていますから安全とされています。

ただ個人的には添加物の量は少ないに越したことはないと思っています。つまり加工食品の量を減らしたいです。

加工食品を減らしたい理由

  1. リンの過剰摂取によってカルシウムの吸収を阻害する
  2. 腸内の細菌のバランスを変えて炎症を招くかもしれない
  3. 腸内細菌のバランスが変わることが肥満に関わるかもしれない
  4. 血糖値のコントロールの問題を起こし血糖値が下がりにくくなるかもしれない。

  • 乳化剤が肥満、炎症性腸疾患の増加に関係している。(Chassaing,Koren,Goodrich,2016)
  • 人工甘味料が腸内細菌のバランスを変え耐糖能に問題を起こす。(Suez,Korem,Zeevi,2014)

いずれもマウスによる実験ですので人でも確実にそれが起こるかはわかりませんが可能性はあると思います。

私と添加物の思い出

インスリン

私はコンビニのおにぎりで血糖値が急激に上がりました。

私はリブレという機械で血糖値を測っていた時があったのですが、コンビニのおにぎりを単独で食べた時の上がり幅にはびっくりしました笑

手作りのおにぎりではコンビニほどは上がっていなかったので。

考えられる要因は添加物だと思います。食べるタイミングとかも関係しているとは思いますが。

 

添加物はすぐに大きな問題にはならないかもしれません。

その人の健康状態によって与える影響は変わると思います。そして私たち人間が食べ物に苦労しないために必要です。

私たち人間にとってメリットのある添加物ですが、デメリットもあります。

中も外もキレイな体作りをしたいなら加工食品、添加物の量を今よりも減らすことをおすすめします。

身体の内側から変わっていくはずです。

リブレで血糖値を測ってみるのはおすすめです。何を食べたらどのくらい上がるのか、どのように上下するのかを知ることで体調管理にもつながります。

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食事制限における不要な物の減らし方

Reduce

実際にどのように減らしていくといいのか5つのポイントをお伝えさせていただきます。

不要な物の減らし方5つのポイント
  1. ストレスを抱えない
  2. 完璧を目指さず7割を目指す
  3. 自炊を増やす
  4. 調味料を高いものにする
  5. 栄養の質不足を改善する

ストレスを抱えない

ストレスを抱えすぎると継続することが難しくなります。

身体の変化を起こすにはやはり継続が大切。

体脂肪ではなく体重を減らすだけならその時だけの方法でもできますが、やっていただきたいのは中も外もキレイになっていただくことです。そのためには継続が大切です。

またストレスによって体調不良などの問題が起こるかもしれません。中も外もキレイな身体を目指すならストレスを抱えすぎないようにやることは必須です。

完璧ではなく7割

気楽に

なんでも7割守れていたらOKの意識でいてください。

7割意識だと継続がしやすくなります。

12食乱れても大量の脂肪がつくことは難しいですし、炎症が慢性化することはありません。体重の変動が激しい場合はほとんどが水分で脂肪ではありません。

今のあなたの身体はこれまでの習慣によって作られています。良い習慣が作られれば多少の乱れは問題がありません。

習慣は簡単には変えられません。完璧を求めすぎてストレスを抱えるくらいなら「今日はこんなんでいいや!」くらいな意識でやれる方が継続しやすいですよね。

だからの7!この意識をお忘れなく!

自炊を増やす

自炊

自炊を増やすことで不要な物の摂取が減ります

材料にこだわったお店は多くありますが外食は揚げ物や添加物の摂取が多くなりやすいです。特にコンビニ食は。自炊の方が食べる物、食べる量、味付けなどは調整しやすく、ダイエットの食事制限の場合はおすすめです。

手の込んだ料理をする必要はなくズボラでOK。新鮮な野菜、肉、魚をそろえれば腸内細菌、細胞も大喜びです。良い食材はお金はかかるかもしれませんがこれからの身体のことを考えると高くはないかなと思います。

私は料理が好きではありませんが、卵かけキムチ乗せご飯と納豆、味噌汁をよく食べます。簡単です。飽きがくるかもしれないのでいくつかのバリエーションがあるといいですね。

自炊は時間がとられますがあなたの身体にとってメリットが大きいです。なのであなたが何を大切にするのかで選択してください。時間なのか、お金なのか、身体なのか。

調味料を高いものにする

調味料

調味料は結構大事です。安いものには色んな添加物が含まれています。

なぜなら価格を安くするため、長持ちさせるため、キレイに見せるためには添加物が必要だからです。

1年かけて作ってるんです」というものでは大量生産ができません。すぐに酸化するようでは多くのお客様は買ってくれません。キレイな色だから売れます。

高いものが必ずいいわけではありませんがそれなりの理由がちゃんとあります。

ちょっとしか使わないけど毎日使うものが調味料。毎食身体に取り入れるものを良いものに変えていきませんか?

栄養の質的不足の改善

栄養素

栄養の質的な不足が改善されることで不要な物欲求が改善する可能性があります。

なぜなら不要な物欲求は栄養の質不足でも起こるからです。

  1. ビタミン、ミネラル不足でミトコンドリアが機能せず糖質(甘いもの)が欲しくなる。
  2. 脳への栄養不足で食欲のコントロールが効かなくなる。
  3. 味覚機能低下で味の濃いものが美味しく感じる。
  4.  炎症によって食欲制御のホルモン分泌が低下する。

もしかするとたんぱく質不足、カルシウム不足を身体が感じ乳製品を欲するかもしれません。

栄養の質が足りれば身体は確実に変わります。私自身も味覚の変化、お菓子の量は減りましたし、お客様では甘いもの欲が減ったというお声はよく聞きます。

不要な物欲求を減らすためだけでなく、あなたの全身の細胞の働きを正常にするためにも栄養の質的な不足は改善していきたいですね。

ここまでお読みいただいて

  1. 不要な物を減らして起こる体への良い変化
  2. 不要な物が身体に与える影響
  3. どのように減らしていくのか

はご理解いただけましたでしょうか?

まとめ
  1. 脂肪を燃やすためには細胞の働き、特にミトコンドリアの働きが重要です。不要な物を減らすことでミトコンドリアが働きやすい環境が作られ脂肪も燃えやすくなります。
  2. また不要な物の摂取が多くなると身体に炎症を起こします。それが慢性炎症になることで細胞の働き、ミトコンドリアの働きが阻害されます。
  3. 糖の摂りすぎは肥満だけでなく、糖化を起こし炎症を誘発します。
  4. 小麦粉、乳製品は腸内の炎症を起こしやすくします。
  5. 質の良くない脂質も炎症を誘発したり、細胞の働きを阻害します。
  6. 添加物は炎症や肥満に関わります。
  7. これらを7割程度の意識で改善しストレスを溜めすぎないようにすることが大事です。
  8. また自炊をしたり、調味料を少し良いものにしたり、栄養の質を改善することも大事です。

ダイエットにおいて食事制限は必要ですがどんな食事制限でも良いわけではありません。

『なんでもいいけどどうでもよくはない』のです。

このブログが少しでもあなたの身体のためになればと思っています。

 

参考文献

Chassaing,B.,Koren,O.,Goodrich,J.,Poole,A.,Srinivasan,S.,Ley,E.R.,et al(2016)Dietary emulsifiers impact the mouse gut microbiota promoting colitis and metabolic syndrome.Nature.536(7615):238

Suez,J.,Korem,T.,Zeevi,D.,Zilberman-Schapira,G.,Thaiss,A.C.,Maza,O.,Israeli,D.,et al.(2014)Artificial sweeteners induce glucose intolerance by altering the gut microbiota.Nature.514(7521):181-186