甘い物欲が減る?あるミネラルがダイエットの鍵をにぎる具体的な理由

ダイエット

お悩み女性A
ダイエットしてるんですけど太りにくくなるにはどうしたらいいですか?

西川
それはあるミネラルの不足を解消することで解決できるかも知れませんよ!

なぜならあるミネラルの不足によって血糖値のコントロールがうまくいかなくなり、糖質の食べ過ぎや脂肪がつきやすくなっているかもしれないからです。

この記事ではダイエットを成功させるために必要なあるミネラルのお話をします。

記事を読み終えれば
  1. あなたのダイエットにはカロリー計算・糖質制限が大事ではなく、あるミネラルが大きく関わること
  2. 具体的なミネラルの摂り方

が明確になり、あなたのダイエットがより成功しやすくなります

太りやすさは様々な要因が関係しているのでこのミネラルだけを摂れば解決ではありません。ですが、ダイエットに大きく関係しているミネラルですので知っているとなりたい姿に近づけますよ!

大事なミネラルのお話の前に太りやすくなる原因をお知りください。

 

ダイエットは血糖値のコントロールが大事

インスリン

血糖値のコントロールが正常に行われていれば太りにくい痩せやすい身体になったもんだと思いましょう!

なぜなら血糖値のコントロールが良くないと食欲のコントロールが効きにくかったり、脂肪がつきやすくなったりするからです。

血糖値が急激に上がると細胞に大量のブドウ糖が取り込まれ脂肪として蓄積されやすくなります。また血糖値が下がり低血糖になると、甘い物が欲しくなったりちょくちょく何かを食べてしまうということが起こります。

『脂肪がつきやすい』『食欲・甘いもの欲が抑えられない』はダイエットの成功をさまたげますよね。

血糖値のコントロールが改善されることで食欲・甘いもの欲が解決され脂肪がつきにくい身体になりダイエットがより成功しやすくなるので、この記事を読んでしっかりと血糖値がコントロールできる身体を作っていきましょう!

血糖値のコントロールが悪いだけで太っているわけではありませんが、血糖値コントロールを改善することはダイエットにおいて大事な点だと考えています。

血糖値って何?

血糖値 血糖値とは血液中のブドウ糖の量です。

血糖値が高くなるとインスリンというホルモンが出て血糖値を下げてくれます。

血糖値が低くなるとコルチゾール、アドレナリンなどの血糖値を上げるホルモンが分泌されます。

血液中にブドウ糖の量が多いと糖が血管や血液中のタンパク質にくっついてしまい問題を起こすので血糖は細胞内に取り込まれます。

細胞内に取り込まれたブドウ糖は細胞のエネルギーになったり脂肪に変わります。

ダイエット中は血糖値を上げすぎたくない

注意

血糖値が上がりすぎると脂肪が増えやすくなります。

なぜならインスリンが大量に分泌され細胞内にブドウ糖を取り込む作用が強く働き、取り込まれた大量のブドウ糖が脂肪に置き換わるからです。

インスリンは血糖値の上昇度に応じて分泌量が増えます。分泌量が多いほど糖の取り込みは促進されます。

細胞に取り込まれたブドウ糖はエネルギーになれば脂肪はつかないのですが、エネルギーを多く必要としていない場合は脂肪という貯蓄型のエネルギーに変わり蓄積されます。

Point

ブドウ糖は使われない分は脂肪になります。血糖値が急激に上がりブドウ糖が細胞内に大量に入ってくると使われない分が多くなるので脂肪が増えてしまいます。

ダイエット中は『血糖値を緩やかに』が原則

食事の時は野菜やたんぱく質を先にしっかりと食べてから炭水化物を食べることで太りにくくしましょう!

血糖値が急激に上がることで脂肪がつきやすくなるので、血糖値を緩やかに上げれば脂肪はつきにくくなります。(あくまでつきにくくです。)

野菜やたんぱく質を先に食べることで炭水化物の吸収速度は緩やかになります。吸収速度が緩やかになれば血糖値も緩やかに上がります。インスリンの分泌量も最低限になり細胞内への過剰な糖の取り込みが抑えられ、脂肪に変わる量は最低限になります。

なんでもそうですがインスリンも最小限で最大限の力を発揮することが大事です。

インスリンの分泌量を最低限にし脂肪を蓄えにくくするために、炭水化物の前に野菜やたんぱく質をしっかりと食べることが大事なんですね!

インスリン問題でダイエットは失敗しやすくなる

エラー

インスリンの効きが悪くなるとインスリンの大量分泌が起こり脂肪がつきやすくなります。

なぜならインスリンが必要量出ても血糖値が思うように下がらなければ身体がそれを感知し「もっとインスリン出そうぜ!」という命令が出てインスリンが必要以上に出てしまい、糖の細胞内への過剰な取り込みが起こるからです。

細胞にはインスリンと結合する場所(受容体)があります。結合することで細胞内に「糖を取り込め!」という命令が伝わり、糖を取り込む窓が開きます。

ですが「糖を取り込め」という命令がちゃんと伝わらなければ窓は開かず糖は取り込まれません。

となると体はたくさんのインスリンを出して多くの受容体にくっつけて命令を出しまくり糖を取り込ませようとします。そして、ガッツリと窓が開いてしまい一気に糖が細胞内に入り脂肪に変わってしまうのです…

これでは野菜を先に食べても解決がしなくなってしまいます…

ダイエットを助けてくれるミネラルはこいつだ!

スーパーマン

インスリンの働きをサポートしてくれるミネラルがあります。それは『マグネシウム』です!

『マグネシウム』はインスリンが受容体にくっついてからの「糖を取り込め!」命令を活性化します。

インスリンの受容体はインスリンがくっつくだけでは機能しません。機能するためには『マグネシウム』が必要なのです。『マグネシウム』はインスリンの受容体にあるチロシンキナーゼという酵素の活性化をするミネラルなのです。

Point
マグネシウム不足がインスリンの働きに問題を起こします。インスリンがうまく働かず、血糖値のコントロールの問題が起こり太りやすくなります。

インスリンの働きを正常にして太りにくい身体を手に入れるために『マグネシウム』を摂りましょう!

マグネシウムが含まれる食べ物

こちらを見ていただくとわかりやすいと思います。

だいたい1日に350mgのマグネシウムは摂取したいんです。日本人の平均摂取は270mgと聞きますが個人的にはもっと少ないのではないかと思っています。

普段から皆様はこのような食べ物を食べていますか?

「食べてないなー」という方はマグネシウム不足があるかもしれないので是非これからのお食事に入れていただけたらと思います。

ダイエットの時はこんな感じで食べてみよう!

具体的な食事例がないとイメージが湧きにくいと思いますので具体例をご紹介させていただきます。

お食事例とマグネシウム量
  • 納豆1パック|40㎎ゲット
  • わかめどっさりお味噌汁|30㎎ゲット
  • 煮干し10匹|7㎎ゲット
  • お豆腐|60㎎ゲッチュ
  • 白米(お茶碗1杯150g)|10㎎ゲッツ

これで1食147㎎のマグネシウムが摂れます!

これで3食摂れば441㎎と必要量がしっかりと摂れますね!でも、これを3食はちょっと飽きが来ちゃうかもしれませんね💦

そのあたりはあなたなりの工夫をしてみてください!

白米を玄米(お茶碗1杯150g)に変えると70㎎のマグネシウムゲットになります。
普段の水をミネラルウォーターにすると500mlで50㎎摂取できるものもあります。
さらにお味噌汁やお米を炊く時、飲み物などに『にがり』を数滴入れればマグネシウム摂取になります。1滴(0.05ml)で2.3㎎摂れるので1日20滴ほど摂れば46㎎になります。

このようにして日々の食べ物、飲み物から少しずつ意識して摂取すると300㎎はいくかなーと思っています。
そうなるとゆうに
400mgは摂れそうですよね!
個人的にはお米を炊く時ににがりを入れるとふっくらキラキラに炊きあがるのでおすすめです!

身体には良いんだけど気をつけたいこと

気をつける

マグネシウムの摂取には少し気をつけたいところがあります。

気をつけよう!
  1. 胃酸の分泌が大事
  2. 過剰摂取は下痢を招くかも
  3. にがりを入れるのはほどほどに

胃酸の分泌が大事

胃

胃酸がしっかりと出ることでマグネシウムは吸収されます。

なぜなら胃酸がマグネシウムを水に溶けやす形にしてくれるからです。

どんなに良いものを食べても吸収されて細胞内に届かなければ意味をなしません。(例外はあります。)マグネシウムも吸収されなければインスリンの働きをサポートして肥満の予防に役立ってくれません。ですので胃酸をしっかり出せる体の状態を作ることが大事になってきます。

胃酸を出すPoint7つ
  1. しっかりと噛む
  2. 食事時間を十分に取る(約30分ほど)
  3. 食後は少しゆっくりする(最低10分)
  4. たんぱく質不足を改善する(胃酸はタンパク質から作られます。)
  5. 空腹を感じる
  6. 梅干し、純りんご酢、レモン、生姜、などを利用して胃酸分泌を促す
  7. 炭水化物を日頃から摂取する(胃酸の働きを高めるためにエネルギーが必要になります)

普段お食事をされる時、いくつポイントが当てはまりますか?
日本人は胃酸の分泌が弱いと言われています。私もしっかりと出る方ではないのでリンゴ酢を使ってたりします。リンゴ酢を空腹時に使うと胃酸で胃がむかむかするので美味しいからといってがぶ飲みは控えましょう!

早食いをしていたりすると胃酸が十分に出ずにマグネシウムが吸収できずインスリンの働きに問題が起きて太りやすくなっているかも知れません。

下痢にならないで!

下痢

一度に大量のマグネシウムを摂るとお腹を壊す可能性があります。

マグネシウムは一度に大量の吸収はできず下痢を起こしてしまいます。

そうなるとせっかくのマグネシウムが便として外に出ちゃいます。(便秘の場合はこれを逆に利用します。マグネシウムの下痢作用を利用して便秘の一時的な改善を狙います。)

下痢を起こさせないためにもマグネシウムは一度で大量よりもこまめに摂ることがおすすめです。私は下痢になるのが怖いのでちょびちょび摂るようにしています。

またマグネシウムはヒフからも吸収できます。ヒフからの吸収の場合は下痢の心配はないのでこちらも利用しましょう。

にがりはほどほどに…

泣く

調子に乗ってにがりを大量に入れるとマズくなるので注意しましょう笑

にがりは『苦汁』と書くくらいなので苦いんです。

寝起きの水1杯ににがりを入れるのですが寝ぼけて5滴ほど入ると「修行や!」と感じながら飲んでいます。(笑)

日本人は硬水よりも軟水の方が飲みなれているので硬水を美味しくないと感じる人も多いはず。にがりを入れた水はまさに硬水なのです。だから美味しくないのです

お味噌汁には5滴ほど入れますが味はそんなに変わらないと思いますので大丈夫かなと。
そして普段、私は
BCAAドリンクににがりを入れたりもしています。そこには10滴近く入れていますが美味しく飲めているので問題ありません。

修行と感じてしまうとなかなか続かないかも知れませんのでにがりの入れすぎにはご注意ください(笑)

私が使っているマグネシウム達

おすすめ

あらなみの本にがり(100ml)【赤穂あらなみ塩】

価格:302円
(2020/7/26 18:18時点)
感想(9件)

このにがりは愛用しまくりです。お味噌汁、BCAAドリンク、お米に数滴入れます。だいたい1日で20滴くらいかなと思います。

一度口に直接垂らしたのですがさすがの「にがり」でした(笑)ご興味のある方は是非お試しください(笑)

ぬちまーす マイソルト 30g×3個 【送料無料メール便】 │沖縄の海塩│

価格:1,404円
(2020/7/26 18:21時点)
感想(12件)

これも超絶便利です!小さいので持ち運びもできます!

おにぎりにかけるのも良し、スイカにかけるのも良し、お肉にかけるとめちゃ美味しくなりますよ!めちゃうまなお塩なので絶対使いましょう!

【ポイントUP20倍★7/14 17:00-7/31 9:59迄】ピュア マグネシウム オイル, 8oz (237 ml) Life Flo Health, マグネシウム スプレー ライフフローヘルス スポーツ 塩化マグネシウム オイル

価格:890円
(2020/7/26 18:24時点)
感想(2件)

これも重宝してます!これはオイルですのでヒフからのマグネシウム摂取になります。

ちょっとテカテカするのですが、筋肉の張りを和らげたりもしてくれるので張ってる所に直接ぬってみてください。僕はよく足の指がつっていたのですが、このオイルをぬったらかなり改善されました。今はヒフからの摂取を意識して使っています。

ピュア マグネシウム フレーク 塩化マグネシウムブライン 約1.2kg

価格:1,897円
(2020/7/26 18:30時点)
感想(0件)

こちらは入浴剤です。ヒフからは塩化マグネシウムの形の方が入りやすいようです。疲れが溜まっている時とかにこれを入れて入浴すると体が芯からポカポカする感じがあります。(感じだけかも知れませんが…)

パーソナルのお客様も使っておられ、その方は普通の入浴剤より確実にこっちの方が温まるし、疲れが取れるそうです!

まとめ

まとめ

ここまでお読みいただきいかがでしたでしょうか?

ダイエットを成功させるためにマグネシウムが大切なのはおわかりいただけましたでしょうか?

  • 血糖値を上げすぎないことで脂肪がつきにくくなります。
  • インスリンが適切に出ることで細胞内への糖の取り込みが適切に行われます。
  • 血糖値が急激に上がる、高くなることでインスリンが大量に分泌され細胞内への糖の取り込み量が増えて使われない分が脂肪に置き換わります。
  • インスリンが適切に働かないことでインスリンの分泌量が増えます。それによってインスリンが効きすぎてしまい糖を大量に取り込み脂肪をつけてしまいます。

このインスリンの働きをサポートしてくれるのが『マグネシウム』です。

マグネシウム不足は太りやすさ、痩せにくさに繋がります。

BigPoint
マグネシウムをしっかりと食事から取ること、マグネシウムがしっかりと吸収できるように胃酸の分泌を促すことがインスリンの働きをサポートし、太りにくい、痩せやすい体を作るために必要です。

つまり『マグネシウム』があなたのダイエットの成否の鍵かも知れません。

普段のお食事でマグネシウム足りてなさそうだなーと思われた方、甘いもの欲がやめられない方、食欲を抑えられない方はぜひマグネシウムを積極的にとってみてはいかがでしょうか?

インスリンが効かなくなると糖尿病になり、最終的には痩せてしまいます。インスリンの問題は肥満を招きますが、血糖値が高いことで血管がもろくなったり細胞の働きが悪くなったり身体の炎症を招いたりという問題が起こります。これらを防ぐためにもマグネシウムは必要なのです。

またマグネシウムを含む食べ物は他の栄養素も多く含みます。ダイエットだけでなく、健康的でキレイな身体を手に入れる為にはとても大切な食べ物ですので是非日ごろから意識して食べてください。