これがないと脂肪が燃えない?それはミトコンドリア内への通行許可証

ダイエット

お悩み女性A
前回のお話でとりあえずミトコンドリアが大事ということはわかりました!ただのミドリムシじゃなかったんですね!

じゃ、とにかくミトコンドリアが働けば脂肪は燃えていってくれるんですか?

西川
こんにちは!京都市でパーソナルトレーナー兼鍼灸師として活動しています西川智之です。

本日も最高のご質問ありがとうございます!

そうですね!ミトコンドリアの働きを高めることはとても大切ですが、脂肪を燃やしたい場合は他に考えるべきことがあります。

そのうちの1つとして脂肪がミトコンドリア内に入れるかどうかという問題です。
本日はミトコンドリア内に入るための通行許可証のお話をしますね!

 

ここまでミトコンドリアでどのように脂肪が燃えるかをお伝えしました。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

脂肪を燃やすにはミトコンドリアへの理解を深めるのが近道−その1−

脂肪を燃やすにはミトコンドリアへの理解を深めるのが近道−その2−

脂肪を燃やすにはミトコンドリアへの理解を深めるのが近道−その3−

 

脂肪はミトコンドリア内で処理されますがミトコンドリアに入れるかどうか」が大事です。
脂肪がミトコンドリア内に入れなければ燃えてくれません。
そこで必要なのが通行
許可証を手に入れることです。

この記事を読むことで

  1. 脂肪をミトコンドリア内に入れるために必要な栄養素を学べる。
  2. ダイエット時に積極的に摂りたい食べ物を学べる。

 

中性脂肪を分解してできた脂肪酸はそのままの形ではミトコンドリア内に入ることができません。
形を変えることでミトコンドリア内に入れます。

その通行許可証ともいえるものが「カルニチン」というアミノ酸由来の物質です。
脂肪酸がカルニチンとくっつくことでミトコンドリアの中に入ることができます。
カルニチン付きの脂肪酸がミトコンドリア内に入った後はカルニチンを手放します。
まさにカルニチンは脂肪酸をミトコンドリア内に侵入させるためだけのものです!

カルニチンによってミトコンドリア内に侵入できた脂肪酸は、その1でお話ししたようにチョキチョキ切られて、クエン酸回路、電子伝達系を通っていきます。

ということは…
カルニチンがなければ脂肪をエネルギーに変えることができなくなるんですね!

ではそんなカルニチンについての理解を少し深めましょう!
カルニチンは動物性食品に含まれています。特に赤身系のお肉に多く含まれます。
ということは、赤身のお肉をガンガン食べれば脂肪は燃えてくれるんだ!!

なんてことは考えなくて大丈夫です!

なぜならば、カルニチンは体内で合成できるからです。
カルニチンは肝臓と腎臓、脳で合成されます。

必須アミノ酸である、リジン、メチオニンを基にビタミンC、鉄、ビタミンB6、ナイアシンをそれぞれの段階で使用しながらカルニチンを合成します。
つまりリジン、メチオニン、ビタミンC、鉄、ビタミンB6、ナイアシンを含むような食べ物を食べ物を食べれば特別カルニチンを意識して食べる必要はありません。
というか、カルニチン自体が体の中でリサイクルされるので特別カルニチン合成のために食べ物を意識しすぎなくてもいいかなと思います。

ただ、食べ物に偏りがある場合などはカルニチンがうまく作られていない可能性はありますので、カルニチンを摂るよりはカルニチンの材料になるものを摂る方がいいと思います。

リジン、メチオニンは必須アミノ酸なので卵、お肉、魚などたんぱく質を摂取すれば大体は問題ありません。
リジン、メチオニンは鶏胸肉、マグロ、キスなどに多く含まれているので、たまにはこういったものからたんぱく質摂取をするのはありです。
その他の栄養素はこちらの図をみてください。

どうやらパプリカ、ブロッコリー、ほうれん草、焼きのりなどをサラダに入れると良さそうな感じですね!ついでに鶏肉なんかも

まずはダイエット時だけでなく、普段からこう言った食べ物を食べているかをチェックしてみてください。
そしてあなたがもし健康的にダイエットしたい不要な脂肪を落としたい)なら、運動しながらこれらの食べ物の摂取量を増やしてみてはいかがかでしょうか?

カルニチンの材料になるリジン、メチオニン、ビタミンC、鉄、ビタミンB6、ナイアシンは他にも体にとって大事な働きをしてくれます。
そしてカルニチンは大事な働きをしてくれるのですが、ミトコンドリアが働いていなければエネルギー要求量が上昇していなければ、カルニチンは大活躍してくれませんし、脂肪は燃えてくれません。

ですので、ダイエットの時はこういった食べ物を少し意識しながらもいろんな物をしっかりと食べてしっかりと運動することが当たり前ですが大切になってきますので、しっかり食べてしっかり動いて自分の好きなカラダを手に入れましょう!

まとめ
  1. 脂肪がミトコンドリア内に入るためにはカルニチンが必要。
  2. リジン、メチオニン、ビタミンC、鉄、ビタミンB6、ナイアシンからカルニチンは作られる。
  3. パプリカ、ブロッコリー、焼きのり、ほうれん草、鶏肉を食べてカルニチン合成に役立てる。
  4. しっかり食べてしっかり動くことが健康的なダイエットの秘訣

鉄はミトコンドリアのクエン酸回路でも使われます。そして酸素を運ぶ赤血球も鉄がなければ仕事ができません。
女性は月経などの影響によって鉄が不足しやすいと言われています。

もしかすると「痩せにくい」と感じられている女性の方は鉄が不足しているせいで、カルニチンがうまく作られなかったり、クエン酸回路がうまく働いていなかったり、酸素がうまく運ばれていないなんてことがあるのかもしれません。

ダイエットサプリとしてカルニチンを聞いたことがある方はいるかもしれませんが、カルニチンは脂肪酸をミトコンドリア内に入れることが仕事であって、脂肪をエネルギーには変えてくれません。
ミトコンドリア内に入ることは大切ですが、その先の、クエン酸回路が働くことも大切です。
つまり運動が必要なのです!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!